『にこにこぷん』(ラテン文字表記:Niko Niko PunまたはNico Nico Pun[1])はNHKの幼児向け番組『おかあさんといっしょ』のコーナードラマ。1982年4月5日から1992年10月3日まで放送。にこにこ、ぷんとも表記される。通称にこぷん。
じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろりの3匹のキャラクターが仲良く遊んだり、喧嘩したりする着ぐるみによる人形劇。宇宙のかなたの地球に似ている星にある「にこにこ島」が舞台。基本的に着ぐるみの実写だが、アニメーション版もある。声は同じ。次作「ドレミファ・どーなっつ!」の舞台である「どーなっつ島」はにこにこ島の近くにあるという設定である。
それに関連するビデオやパソコンゲームも発売された。また、夏休み・冬休み時期に北海道富良野市ロケを行った事もある。
10年6ヶ月に渡り放送され、『おかあさんといっしょ』内の歴代人形劇では一番放送期間が長い。2229話が作られた。
『おかあさんといっしょ』1959年10月5日に開始し、現在に至る長寿テレビ番組で、日本放送協会の看板番組である。当初は婦人向けの実用番組で、毎週月曜日、20分の生放送だった。1966年3月より同局の幼児番組『うたのえほん』が同番組の歌および体操のコーナーとして併合され、1974年3月に同コーナーが終了したのに伴い、1974年4月1日より放送内容を改編。その後、朝の本放送はNHK総合テレビで月 - 土曜日の朝9:30 - 9:55枠で放送され、夕方の再放送は教育テレビで(総合テレビのころもあった)放送されていたが、1997年4月からは土曜日のみ本放送も教育テレビに移動され、1998年4月より平日の本放送も教育テレビに移動された。
現在は、教育テレビ版(ETV版)と、2002年4月1日から開始した衛星第2テレビ版(『BSおかあさんといっしょ』、BS版)がある。また、海外向けのNHKワールド・プレミアムでもETV版が放送されている。

PR